お子さんのコート、髪留めは大丈夫?ファー付き製品に皮膚炎の危険あり

european-rabbits-1006621_1280リアルファーがとっても安価になったせいか、普段着や、アクセサリー、バックなどに毛皮の使われた製品をたくさん見かけます。小さいお子さんが毛皮の襟巻きや毛皮の縁取りのあるコートを着ている姿を見ることも・・・

毛皮は製品化の過程で、ホルムアルデヒドで処理されますが、これが、製品に残留していることがあります。ホルムアルデヒドは皮膚刺激性があり、肌の弱い人や、お子さんに、皮膚炎を起こす可能性がある物質です。

2008年の東京都の調査では、比較的安価な子供用の毛皮付き髪留めから1,250ppmもの高濃度のホルムアルデヒドが検出されています。

家庭用品規制法の規制値が75ppm以下であることを考えると、ものすごく高い数値です。

EUでも今年、ホルムアルデヒドと六価クロムが高濃度で検出されたことで、子供用衣類に回収命令と消費者にむけた警告が出ています。

六価クロムも、ホルムアルデヒド同様、アレルギーを引き起こす可能性があるだけでなく発がん性が知られた物質です。

私は肌がとても弱くて、子供のころから、「この服を着ると、首や背中が痒くなる」という経験をたくさんしました。かゆくなるだけならまだしも、皮膚炎をこじらせて、塗り薬を使いすぎたせいか、一時は、首の皮膚が硬くなってしまったことも・・・

原因不明のアレルギーがある、という場合、食べ物もそうですが、こうした外部からの刺激が原因となっている場合もありますので、使用を避けたほうがいいかもしれません。

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先日、世界的ファッションブランドのアルマーニが、2016年の秋冬コレクションから、自社のすべての製品ラインに毛皮を使用しないことを発表しましたね。

技術が進み、残酷な方法で製造する毛皮を使わなくても、いろんな選択肢が増えてきたことが、今回の決断の背景にあるのだそうです。トップブランドのこうした動きは、業界全体に影響を与える可能性があり、とっても喜ばしいことです!

動物にとってはもちろん、毛皮の危険性を知らされないまま、イメージで買わされる消費者の安全のためにも、いいニュースだと思います。

H&M、Gap、カルバン・クライン、ノースフェイス、無印良品、ユニクロ、フォーエバー21、ラルフローレンなど、毛皮を扱わないブランドは増えてきています。この流れが続くといいなー、と思います。

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