やさしい春色ー旬のグリーンピース

IMG_6239以前、グリーンピースのかわいい花を紹介しました。その時にはぺったんこだったサヤがぷっくりとふくらんで、中の豆が大きくなっていたので、収穫してみました。きれいな、薄い黄緑色です。若草色、というのでしょうか。大きさは不揃いですが、無農薬・無肥料で、虫食いもなく、おいしそうに実りました。

ちなみに、このグリーンピースは、スーパーで売られている豆苗を食べたあと、根の部分を植えておいたものが、また芽を出し、花を咲かせ、実をならせたものです。

八百屋さんや市場でも、生のグリーンピースを見かける季節になりました。えんどう豆、青えんどうという名で売っているのもあります。これから初夏にかけてが旬です。生のグリーンピースが食べられるのは、旬の今だけ。定番のえんどう豆ご飯や、グリーンピースのポタージュはもちろん、さっとゆでて煮物やチャーハンに彩りを添えます。

グリーンピースはローカロリーでありながら、タンパク質、ビタミン、ミネラルを含む栄養価の高い食品で、健康への効果が期待できます。そのいくつかをあげてみます。

  • 抗酸化物質が豊富で、免疫系を強化し、抗老化効果がある
  • 抗炎症作用があることから、シワを防止し、アルツハイマー病、リウマチなどを予防
  • 胃がんの防止効果が認めらている
  • 血糖のコントロール作用がある
  • 繊維が豊富で便秘に効果的
  • ビタミンk、B群が豊富で、骨を丈夫に保ち骨粗鬆症を予防
  • 悪玉コレステロールを下げる

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今では大好きなグリーンピースですが、子供の頃は苦手でした。給食のミートソース、レストランのカニ玉やカレーに乗っていたり、オムライスの具だったり、いろんなところに使われていましたが、なんとなく薬っぽい味がするのが嫌だったのを覚えています。家で母が生のえんどう豆で作る料理は変な味がしないので、それほど苦手ではありませんでしたが、それを特に不思議にも思いませんでした。そして数年前、こんな話を聞いたのです。

「缶詰のグリーンピースは漂白した後、石油から作られる色素で緑色に染められている」

そういえば、なぜか缶詰のグリーンピースは若草色じゃありません。もっとビビットな、ビリジアンとでもいうのでしょうか、鮮やかな「緑色」をしています。

あるメーカーの製品は、合成着色料の青色1号、黄4号が使われていました。「◯色◯号」と表示されるのはタール色素で、原油を石油に精製する過程で出る副産物です。タール色素は化粧品にも使われているのですが、私はタール色素を使った口紅でひどいアレルギー反応が出て以来、全力で避けるようにしています。青色1号はEU諸国では発ガン性があることから使用が認められておらず、黄4号は人間に蕁麻疹を引き起こすことが知られています。

グリーンピースを着色せずに缶詰にすると、色が黒っぽく変色しやすいのだそうです。グリーンピースは栄養のある食品ですが、缶詰にしたものは、ビタミン類がほとんど残っていないそうです。そう考えると、旬でない時期に摂取したくない添加物(タール系色素)を使ってまできれいな緑を保たせて、冷凍や缶詰のものを食べなければならないものとは、個人的には思えないのです。

旬のグリーンピースの若草色は、やさしい春の色です。自然のままの旬の味が楽しめるのは今から初夏までの短い間だけ。八百屋さんでみかけたら、ぜひ春の味を楽しんでください。

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